お金持ちがやっている「王道の節約術」とは?

節約の王道は「まず、固定費を見直すこと」。

節約というと、真っ先に「食費を削ろう」とか、「美容代を削ろう」などと思う方は多いのではないでしょうか。

しかし、節約には良い節約と悪い節約があります。

良い・悪いの基準は、あなた自身のストレスにならないかどうかです。

例えば、「食費を削る」という方法は、一見手っ取り早い方法のように見えますが、食費を削ろうと思うあまり、毎日もやしばかり食べていては栄養が取れず、健康を損ねてしまう可能性があります。

我慢に我慢を重ねて、食費を削って節約に成功したとしても、満足いく栄養が取れずに何かの病気になってしまったら、医療費など、結局またお金がかかるハメになってしまいます・・

これでは本末転倒です。
これは、悪い節約の典型です。

では、良い節約とは何か?

それは、ストレスを溜めずに我慢もせずに、毎月の支出を自動的に減らすことです。

どのようにすればいいのかと言うと、やり方はとてもシンプルで、あなたが毎月支払う固定費を可能な限り抑える。これだけです。

ちなみに、固定費には例えば次のようなものがあります。

  • 家賃
  • 通信代
  • 水道光熱費
  • ガソリン代
  • 保険

どれも毎月必ず支払っているものですよね。

食費を削るといった場合、「我慢」が必要ですが、上に掲げた固定費なら一度できるところまで「削減」してしまえば、それ以降は「我慢」する必要もなく、今のあなたのライフスタイルも特に変えずにストレスなく毎月自動的に支出を抑えることができます。

毎月自動的に、システム的に減らすというのが重要です。

そのためには、まず、自分自身が何にどのくらい支払っているのかを把握しておく必要があります。

その上で、まだまだ削減できそうな所は可能な限りまで削減していきます。

例えば、通信費で毎月1万円以上支払っているなら、格安SIMに変更すれば20GB以上のプランであっても大体2〜3000円で使用することができます。
「そこまでGB数も使わない」ということであれば、毎月数百円で携帯を利用することができる時代です。

他にも、保険代や利用していないサブスクサービスなど、「それ、本当に必要?」と定期的に見直す機会を設けるのが大事です。

物価高なこのご時世です。やはり毎月の支出は少ないに越したことはありません。
そのためには、いかに自分自身がストレスなく支出を減らすことができるかを考え、月に一度、いや3ヶ月に一度でも良いので、予め家計簿を付けるなどして支払いのムダの見える化をしておくことです。

繰り返しますが、良い節約とは、ストレスを溜めず、我慢もせずに、毎月の支出を自動的に減らすことです。

良い節約と悪い節約についてご理解頂けましたでしょうか?

「節約したいな」
「毎月の支出が多いな」

と感じている人は、まずは自分が何にいくら支払っているかの支出を見直すところから始めてみてください。

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