「自己との対話」を通じて自分と向き合うプロセスは必ず訪れる

あなたが本当にやりたいことはあなたの「心」が知っています。

突然ですが、あなたはなんのために働いていますか?

こう聞くと多くの方が「生活のため」にと答えるかと思います。

では、その仕事はあなたが本当にやりたい仕事でしょうか?

では、今後AIが益々発達し、あなたが今やっている仕事も機械がやってくれるようになり、もしかしたらその時にはベーシックインカム制度も導入されていて、「生活のための仕事」をもう二度とやらなくても良くなるとしたら、何をしますか?

1日中寝てみたり、平日に子供と遊園地や今まで行けなかった所に遊びに行ってみたり、漫画を読みふけってみたりと、これまで仕事が忙しくてできていなかったことを片っ端からやっていくのも良いですよね。

正解はありません。
答えは人によって違うからです。

それはその人の、あなたの心から湧き上がってくるものだからです。

「生活のための仕事」-誰かの”ために”、何かの”ために”働く ということをしなくても良くなるならば、私たちはそれに向けて自分が生きる意味を考え、自分と向き合う必要があります。

自分と向き合うことは同時に自分らしさを追求することでもあります。

例えば、自分はどういう時に楽しくて、ワクワクするのか。
自分はどういう時にイライラするのか。
自分は何をしている時に幸せを感じるのか。

ということについて「自己との対話」を通じて自分の心と向き合う必要があります。

では、「自己との対話」はどのように行うのか?

頭で考えるのではなく、様々な体験を通じて受けた”刺激”を思い出してみてください。その時に自分自身がどのように感じたか。その時の感覚、感情を思い起こし、それを言葉にして書いてみるのです。思い付くままに書いてみます。
おすすめは、A4の真っさらな紙を横向きにしてタイマーを設置し、1分なら1分間の間に思いつく限りひたすら書いてみることです。

それがあなたの心が感じていることになります。

とにかく「自分」に関することであれば自分に問いかけるテーマは何でも構いません。

例えば、「自分が興味・関心があるものは何か?」というテーマならば、同じようにA4の紙にひたすら思い付く限り、手が止まるまで書いてみます。

1分あればおそらく10〜20個くらい書けると思うので、そこに書いたものの中でまだ体験したことが無いものがあれば、自分の興味・好奇心の赴くままにあまり考えず、とりあえず行動に移してみる。

「自己との対話」と「体験」を行ったり来たりしているうちに気づくことが出てくると思います。

この一連の作業は緊急性こそありませんが、私たちが共通して考えなければならないことです。

しかし、「生活のための仕事」に忙殺されていると、上に書いたことは緊急性がないがゆえに、どうしても意識が仕事に向いてしまい中々自分と向き合う時間が取れないといった方は多いかと思います。

私も以前はそうでしたが、せっかく休みの日になっても「休みたい」ためにNetflixでドラマを観たり、友人と飲みに出かけたり、どこかイベントなどに出かけたりして、「自己との対話」の時間をないがしろにして休みが明けたらまた「生活のための仕事」が始まるというルーチンになっている方が大多数なのではないかと思います。

そんな生活を繰り返しているうちに気付いたら40代、50代、60代になって、定年退職できたものの、仕事を辞めて時間が自由になったはずなのに、いざ「生活のための仕事」をしなくても良くなった途端、「自分は何がしたいんだっけ?」と自分が分からないという方も実際にいます。

その瞬間が20代でやってくるのか、30代でやってくるのか、40代でやってくるのかの違いなだけで、「生活のための仕事」を今後する必要がなくなるのなら、「自己との対話」は私たち全員が共通して取り組む必要がある重要な課題だと思うのです。

そして、「自己との対話」と「体験」を繰り返して行く中で本当に自分がやりたいこと、心が突き動かされるような本当のモノに出会えるのではないかと思っています。

自分自身もその「自己との対話」と「体験」を行き来する渦中にいますが、そこで気づきを経て、やがてそれが自分のライフワークになればそれ以上良いことはないかと思います。

まとまりの無い文章になってしまいましたが、ここ最近考えていたことをまとめてみました。

また加筆、更新していきます^^

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